背中の痛みの原因
「背中の片側だけが痛い」「腕を上げると背中がつっぱる」「身体をひねると痛みが出る」そんな症状はありませんか?背中の痛みは、痛い場所そのものだけが原因とは限らへんのです。
背中には胸椎という背骨があり、肩甲骨や肋骨、骨盤と連動しながら身体を動かしています。ところが、肩甲骨の動きが悪かったり、骨盤が動きにくくなったりすると、本来いろんな場所で分担するはずの負担が背中の一部に集中してしまいます。その状態で腕を使ったり身体をひねったりすると、筋肉に繰り返しストレスがかかり、筋膜や筋線維に負担が蓄積して痛みにつながることがあります。
背中の痛みに関係している筋肉
背中の痛みに特に関係する筋肉は、肩甲骨を支える菱形筋や僧帽筋、肩甲骨の動きに関わる前鋸筋、背骨を安定させる多裂筋などです。また、お尻の大殿筋や中殿筋がうまく働かへんと、骨盤の動きが悪くなり、背中が代わりに頑張ってしまうこともあります。
背中の痛みの治療
背中の痛みの治療では、背中の筋肉だけをほぐすのではなく、肩甲骨・胸椎・骨盤の動きを確認しながら、身体全体の連動性を整えていきます。鍼灸や手技療法で筋肉の緊張を和らげ、動きの悪くなった部分を改善することで、背中に集中していた負担を分散させていきます。
背中の痛みの予防
背中の痛みの予防には、肩甲骨を前後に動かす運動や、身体をゆっくりひねるストレッチがおすすめです。また、片側だけで荷物を持つクセがある方は、左右を入れ替えることも意識してみましょう。
背中の痛みを繰り返さへんためには、「痛いところだけ」やなく、身体全体の動きを整えることが大切なんです。


